IWO JIMA

v1.3において、チケットバランスの仕様変更の為、従来の戦略が通用しなくなりました。右の図の通り、チケットが同数からのスタートとなり、米軍のチケット優位は存在しなくなっています。古い解説はこちら

ウェークとは攻守逆転で、米軍が攻撃、日本軍が防衛というマップになります。
このマップもアサルトマップですので、上陸による橋頭保の確保と、その阻止という基本的な考えはウェークと同様です。
但し、ウェークとは決定的に異なり、各拠点の重要度が天と地ほどに違うので、それを考慮しないと勝利は難しいでしょう。

拠点は全部で5個所ですが、実質的には4箇所です。(西岸の拠点は米軍しか占領できず、またここを占領してもチケット状況には変化がありません)

そして、4箇所の拠点のうち、飛行場と擂鉢山が最大のポイントとなる拠点です。
飛行場には、3機の飛行機と戦車2両、AAと修理施設が揃っていますので、ここを占領した軍が戦力的にかなり有利になります。つまり、開始時点でここを押さえている日本軍はこの場所を是が非でも守らなければなりません。

そして、擂鉢山は険しい山頂に築かれた陣地であり、デフガン、戦車、AAと装備も結構あります。そして何より「守りが堅い」という点です。

飛行場、擂鉢山が戦いの焦点となるでしょう。


マップタイプ アサルト
拠点数 5
  連合軍 枢軸軍
アメリカ 日本
初期占領数 0 4
固定拠点 0 0
海上兵力 戦艦 1隻 無し
空母 1
陸上兵力 無し 中戦車 3
航空兵力 戦闘機 1機 戦闘機 1機
爆撃機 1機 爆撃機 1機
全体戦略:
米軍
米軍の目的は、橋頭保を築いてチケットの減少を食い止めつつ、敵兵力をすり潰してチケットを逆転することです。v1.3における仕様変更の為に米軍が勝利することは非常に難しくなっています。

日本軍
日本軍は、米軍の上陸を遅らせ、チケットを消費させることでチケット優位を保ち続けることです。

攻撃と防御
米軍の攻撃
v1.3においては、最も占領し易い(しかし奪取もされ易い)中央拠点をどちらか一方取り合えず押さえることが必要になるでしょう。本当は飛行場か擂鉢山なのですが、じっくり腰を据えて攻略する時間がありません。一時的でもいいのでとにかくチケット減少を食い止めないとチケット差を逆転できずに終わってしまいます。

上記中央拠点を確保した上での目標は飛行場とするのが得策でしょう。飛行場は大量の兵器があり制圧は困難ですが、一方で占領範囲が広い上に、あらゆる方向から侵攻が可能ですので歩兵による潜入が意外と楽です。
とにかく、チケット差が少ないうちに飛行場を押さえることです。一方で擂鉢山への侵攻も同時に行うことが望ましいです。特に飛行場への攻撃は、日本軍の戦車に腰を据えて防衛されると歩兵だけでは非常に厳しいので、航空部隊は日本軍の飛行機の排除、戦車とデフガンの破壊に努めることで、地上部隊の支援を行います。
地上部隊は上記2箇所の拠点へ集中し、戦艦は艦砲で中央その他拠点を砲撃支援しましょう。もし味方が擂鉢山へ到達していない場合は、擂鉢山へ砲撃を加えてプレッシャーを与え続けることも有効です。(飛行場は高度が低い為に支援砲撃は非常に困難です)

日本軍の防御
日本軍が死守しなければならないのは、重要拠点である擂鉢山と飛行場です。十分なチケット差をつけるまではこの2箇所を守りきらねばなりません。
例え中央のその他拠点を取られたとしても、戦車を主体で奪取することが出来るからです。
そしてやはり最重要拠点は飛行場であると言えます。飛行場には戦車2両に飛行機が2機と、兵器が集中しているのでここを奪われた場合は日本軍には殆ど対抗できる兵器がありません。その結果、米軍の物量に押し潰されるという史実通りの展開になってしまう恐れがあるので、基本的にチケット優勢と言えども飛行場は守らねばなりません。
擂鉢山も重要拠点ではありますが、守りも非常に堅いのでそれほど人員を割かなくても良いのですが、飛行場はそれなりの人数を配置しないと歩兵の侵入を許してしまいます。

航空隊は、米軍揚陸艇の水際撃破を第一目標として、次いで母艦の撃沈を目指しましょう。但し、戦艦の対空砲火は強力過ぎるので高度な技量が必要です。