MIDWAY

ミッドウェイは、両軍共に艦隊を率いての決戦となります。マップ中央の島に2箇所、そして南北の海域に1箇所ずつ拠点が配置されており、ヘッドオンマップの為、過半数(このマップにおいては3箇所)の拠点を制圧すると相手のチケット減少が開始します。


このマップに限らず、基本的にヘッドオンマップは両軍の戦力が均衡しており、地形的にも対象形に近いものとなっております。従って、正面衝突型の戦いが起こりやすく各プレイヤーの個人技も重要視されます。
また、中立拠点が多いのもヘッドオンマップの特徴で、相手よりも早く拠点へ到達していち早く占領することも大切です。拠点によっては、占領すると同時に兵器がリスポーンする拠点もありますので尚更重要ですね。
(飛行場に雷撃機が2機、西岸の拠点に戦車が1両)





マップタイプ ヘッドオン
拠点数 4
  連合軍 枢軸軍
アメリカ 日本
初期占領数 0 0
固定拠点 0 0
海上兵力 戦艦 1隻 戦艦 1隻
空母 1 空母 1
駆逐艦 2隻 駆逐艦 2隻
潜水艦 1隻 潜水艦 1隻
陸上兵力 無し 無し
航空兵力 戦闘機 1機 戦闘機 1機
爆撃機 1機 爆撃機 1機
中立兵力 中戦車 1両他
雷撃機 2機
全体戦略:
ヘッドオンマップですので、基本的には連合特有や枢軸特有と言った作戦はありません。
両軍共に、「過半数の拠点」を制圧することです。つまり3箇所を制圧してしまえば基本的に残りの1箇所を攻める必要はありません。
では、4箇所の拠点のうちの3箇所を占領する際に最も有効な方法とはどのような形でしょうか?

パターンとしては大別すると2種類です。
1.海上の2箇所と、島の1箇所
2.海上1箇所と、島の2箇所

どちらが効果的でしょうか
パターン1で考えた場合、艦隊を二分してそれぞれ南北の拠点へ向かうことになります。パターン2の場合は南北どちらかへ向かうことになります。実際のところ、両軍の戦力が同じで到達距離も同じである以上は「正解」は無いのかも知れません。しかしながら、航空機の哨戒により相手の艦船がどちらへ向かっているのかの報告を受け、それに対応することにより作戦の幅が広がります。

そして、艦対艦の戦いでは基本的に戦艦が絶対的な強さを持っており、また駆逐艦同士の戦いも先に攻撃した方が有利です。隠れるところも無く、地形の起伏も無い大海原では相手を先に見つけ、先に砲弾を撃ち込むしかありません。四方に目を配るには、操縦士だけでは足りません。後部砲手は勿論のこと、できれば哨戒要員が側方を監視するという体勢を取った方がいいですね。

そして最もシンプルでかつ有効な作戦とは「他対一」に状況に持ち込むことです。さて、こうなると「戦力の集中」という点からパターン2が良いように思えます。(逆に、パターン1で行くのならば、潜水艦とそれ以外に別れる方が良いと思います)
海上の拠点を1箇所占領した場合は、(というよりも海上拠点と並行して)島の拠点を目指しましょう。ここでようやく両軍の違いが生じます。
米軍は東から、日本軍は西から上陸を目指す訳ですが、ストレートに目指すと米軍は飛行場、日本軍は西の拠点を占領することになります。西の拠点には戦車がリスポーンするので、それを核として飛行場へ向かいましょう。一方、飛行場には雷撃機が2機リスポーンしますが魚雷は基本的には対地攻撃の威力がありません。よって西から攻めてくる戦車には対戦車兵とAAで対抗することになります。米軍は予め、上陸前に対戦車兵を揃えておいた方が良いでしょう。また、飛行場は広いのですが占領範囲そのものはかなり狭いので建物等を利用して戦車に対処すべきであります。

海上拠点1箇所と、島の拠点2箇所の計3箇所を押さえることが出来たら、後は守りに入るべきです。艦隊は海上拠点守備と、島の守備の二手に別れた方が効率的に思えます。

航空機:
他の太平洋戦線のマップと同様、飛行機は敵の揚陸艇の撃沈に精を出して下さい。特にミッドウェイは海域が広く、揚陸艇が長駆海岸を目指すというシチュエーションが良くあります。これは飛行機からすれば絶好の標的です。勿論、敵の飛行機も同じことを考え、実行しようとする筈ですから敵航空機は必ず排除しましょう。敵艦船については、味方の艦隊に任せておき、飛行場を占領すると雷撃機がリスポーンするので、これを用いて攻撃を行います。(雷撃機は艦船攻撃専門)

潜水艦:
潜水艦は戦闘専門ですので、積極的に敵艦を求め攻撃しましょう。潜水艦は単独行動を取っても良いかもしれません。ただ、潜水艦の耐久力は低いので敵駆逐艦との接近戦は避けるべきです。つまり、敵駆逐艦をより早く発見し、有利な位置を取るようにして下さい。或いは、積極的な戦いは避けて逃げ気味に行動する位が丁度良いでしょう。
逆に、敵戦艦は潜水艦にとって格好の獲物です。見つけたら撃沈するまで追い回しましょう。実際には、敵戦艦は潜水艦か味方の戦艦でなければ撃沈できませんから、潜水艦の位置取りは重要です。