TELEMARK(Conquest version)

拠点の配置等、HELLENDOORNと似た配置となっています。マップ中央が大きな湖となっており、その湖畔と中央の島に各拠点が配置されています。全ての拠点に隣接している湖がある為、基本的に各拠点から他の全拠点への進撃が可能となっており前線の背後を狙い合う戦いが多くなると思います。
従って、HELLENDOORNと形は似ていますが各拠点を個別に防衛しつつ一方で攻撃に転じるというHELLENDOORNとは異なる入り乱れた戦いになるでしょう。


マップタイプ HBヘッドオン
拠点数 7
  連合軍 枢軸軍
イギリス ドイツ
初期占領数 3 3
固定拠点 0 0
海上兵力 無し 無し
陸上兵力 中戦車 2両 中戦車 2両
LVT-4 1両 対空戦車 1両
  Sワーゲン 1両
航空兵力 輸送機 1機 無し
戦闘機 2機
中立兵力 LVT-4 1両 Sワーゲン 2両

全体戦略:
英軍が西半分、ドイツ軍が東半分を占領済みという状態からスタートし、唯一の中立拠点が湖中央の島という形状はHELLENDOORNとよく似ています。とりあえずのチケット優勢を得る為にも島を初動で占領すべきではありますが、島自体には戦車等の強力な兵器はありませんし、他の味方拠点からの増援もすぐには受けられません。

ですが、周りが湖ということが幸いしており、敵も強力な戦車を持ち込めませんし進撃してくる敵は島、そして他の拠点からもほぼ丸見えです。
島に拘り過ぎてはいけませんが、島を基点として敵の背後を突っつき、揺動牽制を行なうという戦法が取れることは非常に優位です。そして、島から敵の背後をチクチクやりつつ、地上部隊が湖畔の前線を圧迫して行くというパターンが無難なところでしょうか。
そして、劣勢に立たされてしまった場合にとりあえず一部兵力が島へ脱出して注意を逸らしたりといった動きもできるなど、攻守において役立つ拠点でしょう。

湖畔に関しては、まずは南の橋の両側を確保しましょう。スタート時点でいきなり短い橋を挟んで両軍が対峙している最前線ということになりますが、どのみち橋の両端はセットで確保しなければなりません。そして両方を占領すれば橋の防衛は強固になります。思い切って初動の配置兵力を多めにした方がいいでしょう。尚、橋の南側には迂回路としてもう一本の橋があります。

橋以外の拠点配置になると、英軍は北の飛行場を含めた残り2箇所の拠点間距離が離れているのですが、ドイツ軍の研究所等の2箇所はかなり近接しています。近接しているということは援軍を送り込み易いことになるので単純な比較ではドイツ軍に地の利があると言えます。英軍は輸送機を駆使して、この差を補う必要があります。
但し、距離が近ければ絶対に有利という話では無いことは言うまでもありません。

航空兵力:
英軍には北の飛行場に輸送機があるので、空挺作戦が実施可能です。これは英軍の特権としか言いようがありません。降下ポイントとしては、やはり東側の拠点群になるかと思います。飛行場は沿岸が切立っており水路から進撃することが出来ないので安全性が比較的高い点も英軍には有利となっています。但し、ドイツ軍にも対空戦車が配備されていますので不用意な飛行は控えましょう。
尚、ドイツ軍が飛行場を占領した場合はスツーカがスポーンします。
夜間飛行は何となくいい気持ちですな(笑