TOBRUK

3重の防衛陣地を構える英軍に対して攻略を目指すドイツ軍の戦いとなるマップです。
基本的には、両軍の戦車を核とした正面戦となりますが、南北にそれぞれ迂回路がある等、奇襲の要素も含まれています。
攻撃側も防御側もそれぞれ戦力を集中させることが可能であり(英軍は少し分散していますが)、かなりホットな撃ちあいになるマップであります。



マップタイプ アサルト
拠点数 6
  連合軍 枢軸軍
イギリス ドイツ
初期占領数 6 0
固定拠点 0 1
海上兵力 無し 無し
陸上兵力 中戦車 4 中戦車 3
重戦車 1両 重戦車 1両
自走砲 2両 自走砲 1両
航空兵力 無し 無し
全体戦略:
英軍
英軍の目的は、主に第1防衛ラインの維持を図りドイツ軍のチケットを消費させることでチケット優位を逆転することです。戦車群があるベースの防衛も忘れてはなりません。

ドイツ軍
ドイツ軍は、まず第1防衛ラインの突破です。後は十分な拠点を確保してチケット優位を保持します。

攻撃と防御
英軍の防御
第1防衛ラインの守備に9割の兵力を投入して防衛して下さい。ドイツ軍の戦車群が到達する前に、戦車隊は配置に着いておきましょう。各拠点の占領範囲は意外と広いので、敵歩兵の侵入を受け易いのですが、その分隠れる場所も少ないので発見次第駆逐しましょう。第1防衛ラインを突破され、中に侵入されると乱戦となってしまいますのでチケット優勢を逆転するまでは、守り抜きましょう。そしてドイツ軍に新たな戦車兵力を渡さない為にも第1ラインは絶対必要です。
また、バンカーの銃眼から敵歩兵を狙うというオーソドックスな手法も有効です。

機甲兵力は微妙に、ではありますが英軍の方が勝っていますので(という実感は薄いんですが)、第1ラインの両端に集中配置、砲の照準を整えて待機しておき、敵戦車発見と同時に撃ちまくりましょう。

尚、ベースの防衛も必要です。迂回路があるので、前線をすり抜けてベースに侵入される可能性も十分にあるからです。しかも、ベースには戦車群がリスポーンするので、もしここをドイツ軍に奪取されると東西からの挟撃になる上、戦車兵力でも劣勢になってしまい勝ち目が無くなります。幸い、迂回路を侵入してくる敵は比較的発見し易いので、ベースに少しでもいいので兵力を配置しておき、ドイツ軍の奇襲に対処しましょう。

ドイツ軍の攻撃
正面戦です。あまり細かい姑息な戦法は効果的では無いでしょう。とにかく第1防衛ラインの一角を落とすことです。戦車隊が如何に敵戦車を排除できるかにかかっています。なるべくならば、戦車の少ない拠点を優先的に狙いたいところですが、実際にはそうそう穴も無いとは思います。従って、戦車の集中使用で強引に拠点を占拠する、という力業が有効でしょうね。
とにかく、第1防衛ラインの一角に食い込み拠点を中立にすることでチケットの減少を食い止めましょう。このマップではドイツ軍のチケット優位は多くはありません。そしてその為には前述の通り戦車が先頭に立つ必要があるのです。幸い、第1防衛ラインの占領範囲は広く、あまり旗そのものへ近付く必要はありません。戦車が粘り、その間に歩兵が到達して残敵を掃討するという教科書的な戦法が結局のところ大事です。

戦車が拠点から遠く離れた安全な場所から砲撃ばかりしているパターンも良く見られますが、それは自走砲の仕事なので止めましょう。

迂回路を通り、直接英軍ベースを奇襲する手もありますが、やはり目立ってしまいますので厳しいでしょう。もし行くのならば、十分な人数で強襲気味の方が良いです。