NetMeetingでインターネット電話の奨め
最近、結構「インターネット電話」という言葉を耳にしている人も多いのではないでしょうかね。これ、そのままインターネットで電話をしてしまうシステムな訳ですが、では実際どのようなハード、ソフトを使用するのでしょうか。
実は我々もまだ詳しくは判りませんが、とりあえず「Net Meeting」を利用したインターネット電話の利用法を開設してみようと思います。
用意するもの
NetMeeting
まず、こいつが無ければ始まりません。用意といってもマイクロソフトのフリー品ですのでDLすればOKです。Intel版の 3.1が最新です。こちら
マイク&スピーカ
これも無ければ始まりません。つまり、マイクとスピーカを使って音声のやり取りをする訳ですね。
スピーカ、マイク共、安価なもので充分通用すると思います。スピーカはともかくとしてマイクは無いという人は結構いると思いますが、例えばCSのボイスチャットの影響でマイクを購入したという人も増えてます。いずれにしろ、そんな高いものでは無いので買ってしまいましょう。
とりあえずこいつ等が揃えば突入可能です!
では、NetMeeting(NM)を起動してみましょう。
こんな画面が表示されます。次いで、ホスト役、つまりサーバとなる人を一人決めて、残りの人がクライアントとしてサーバにログインします。サーバの人のIPアドレスを画面上の部分に入力して接続です。特に問題が無ければこれでOKです。
あっけないものですね。まさしく電話イメージです。マイクに向かって話しつつ、相手の声がスピーカから聞こえてくるでしょう。もちろん、電話をかけている訳では無いので当然電話料などはかかっていません。(常時接続では無い人は、インターネット接続の為の電話料は課金されてますが)
常時接続であれば、もう何十時間電話しようがタダです。更に距離も関係無いので、どんなに遠方の人や、海外の人と話そうがタダです。インターネット電話が話題を集めるのも無理はありません。要するに、IRCやチャットを音声で行うというイメージな訳です。
但し、例によってルータでポートフィルタをかけているような場合は特定のポートを開けてやる必要があります。詳細
しかし、ルータやファイアウォールの種類によっては「出来ない!」場合もあるみたいです。
さて、このNetMeetingですが実は重大な欠点があります。それは「複数同時通話が出来ない」ことです。通話が出来るのはホストと最初にログインしたクライアントの二人だけです。実に惜しいことです。但し、通話以外の機能(チャット等)は複数同時使用可能です。
この辺に関しては「CU-SeeMe」が適していると言えます。後程、CU-SeeMeのレポートもお届けしたいと思ってます。
尚、NetMeetingは、音声だけではなくカメラさえあればビデオ通話(テレビ電話)も可能です。画面中央部分に動画が表示されます。もちろん、自分がカメラを持っていなくても相手がカメラを持っていれば映像を受信できます。最近はPCにUSBで接続できるタイプのCCDカメラも安くなっていますので試してみるのも面白いかも知れません。
オマケ機能
NetMeetingには、通話以外にも役に立つ機能が用意されています。
チャット
これは単なるチャットです。まぁ、IRC等が使えるのであれば特に使う必要はありません。
ファイル送受信
これまたよくあるタイプの機能です。
ホワイトボード
これは少し面白いです。要するに、共有ホワイトボードを起動してみんなで書き込んでしまおう!という機能です。但し、使うアプリはWindowsのペイントブラシなのであまり大したことは出来ません。
プログラム共有
これは役に立つ機能ですね。いずれにしてもフリーで使えるという点では価値のある機能です。
特定の人がプログラムを共有し、他の人がそれを使うことが出来るという機能です。
共有できるプログラムは、共有者が現時点で起動しているプログラムとデスクトップ(ここが重要)です。
まずはこんな感じです。
リモートマシンのIMEを弄くったりしてます
まずは、画面を見てもらえれば判ると思います。結構便利ですね。フリーである為に誰でもインストール可能である点が良いです。
これなら例えばジャイアン君が「kanji denakunattayo- tasukete-!」という状況に陥った場合でも、この機能を利用して誰かがジャイアン君のデスクトップにミクロの決死圏の如く潜入して復旧させるという事も可能では無いでしょうか?(ゴメン、ジャイアン
と、まぁ以上のような機能を持つNetMeetingの紹介でした。
(何だか、インターネット電話の説明がほとんど無かったような気が。。。)