これが無いと、ASEは始まりません!
と、言っても設定はほとんど無いので目的のフィルターを選ぶだけです。これは楽だ。
まず、Filterメニューの「Auto de-select」のチェックは外しておきましょう。これはどちらかと言うと不便に働いてしまうような気がしますので。オリジナルフィルタの詳しい作成方法についてはこちらへどうぞ。
国フィルタ
左上のゲーム種類及びフィルタのウィンドウより「Modifiers」->「Country」の順に開きます。するとEurope、Asia、North Americaなどの大地域が現れますのでそれを開きます。Asiaの場合だと、更にFar East、Middle Eastなどの中地域が表示されます。中地域の下が各国になっています。日本の場合だと、Asia->Far East->Japanです。Japanにチェックをつけるとサーバリストは日本のサーバのみになります。国旗が表示されるので一目瞭然ですな!ちなみに国旗の隣に国名も表示されますので地理の勉強にもなってしまいますよ!
また、チェックボックスタイプのフィルタだけではなく、フォルダタイプのフィルタもCTRLを押しながら選択することで複数条件としてフィルタリング可能です。
それぞれ中地域、大地域にもチェックを付けられますので例えばFar Eastにチェックを付ければ極東アジアである日本を始めとして、韓国、台湾、香港なども表示できます。
MODフィルタ
CSもHLのMODなのですが、その他のゲームも「MOD」単位でフィルタを掛けることができます。例えば、Q3AのRAのみを表示したい場合はフィルタウィンドウより「Quake 3 Arena」を開き、「Rocket Arena」を選択すればOKです。尚、KPの場合はDMとBM、その他MODに分けられてますよ!
それ以外のフィルタ
これは目新しい機能ではないですが、ping値、プレイヤー数、パスワード状況などのフィルタがあります。もちろん、国フィルタやMODフィルタと組み合わせが可能です。
ちなみに、これらのフィルタは「filters.txt」というスクリプトで実現されています。つまりスクリプトの構文さえ判れば自分でカスタマイズ可能という訳です。
フィルタのカスタマイズ例ですが、例えばあまりメジャーでは無いゲームのMOD等は標準のフィルタには入っていない為、それを作成する場合を考えてみましょう。
以下は、KPのMODである「hitmen」を追加する場合です。
まず、filters.txtを開いてKPのセクションを探します。
Kingpin
Mutex: SV
Icon: IDI_KP
1 if servertype != "KP" remove
Kingpin\Main
Mutex: KPGAME
1 if gamedir != "" remove
Kingpin\Main\Bagman
Mutex: KPGAME2
1 if cashlimit == "0" remove
Kingpin\Main\DM
Mutex: KPGAME2
1 if cashlimit != "0" remove
Kingpin\Other
Mutex: KPGAME
Flags: OTHER
これがKPの標準フィルタ部分です。簡単に解説すると、一番上のセクションでKP以外のサーバをフィルタアウトして、次の各セクションでゲームタイプがメイン以外をフィルタアウト、更にその中からDMとBMに分けています。MODサーバはOtherに入る訳ですね。
で、以下のセクションを追加します。01/12/23
以前の方法だと致命的な欠陥がありました。ここで折角filters.txtを編集してもASEのフィルターアップデートがかかるとカスタマイズ内容が消えてしまいます。sorry!!
そこでカスタマイズをする為にはFilterメニューの「New」でカスタムフィルタとして追加することで対応できます。
Newを押すと、上記の画面が出ますので、そこに if gamedir ~!= "hitmen" removeと記入します。この状態でOKを押すとMy Filetersというフォルダが追加され、更にその下にhitmenフォルダが追加されます。勿論、EditやDelで変更、修正が可能です。
また、カスタムフィルタの名前は「default.fil」という名前で作成されますので、それを直接作成、編集してもOKです。(カスタムプロファイルがある場合は「プロファイル名.fil」です) もっと詳しい方法はこちらへ
これでhitmenを追加できます。
サーバ数、プレイヤー数表示(02/03/31)
各種フィルタで区分けしたゲーム内容に対して、どれだけのサーバがあり、どれだけのプレイヤーがいるかを調べて、ゲーム名の隣に表示する機能です。
Filterメニューより、「Stats」を選びます。サーバ数を表示させるには、[servers]onlyを選びます。プレイヤー数を表示させるには[players]onlyですね。両方とも表示させるにはboth、表示させないようにするにはoffを指定して下さい。次に、Filterメニューより、「Update stats」を選ぶことでその時点の数値を表示します。
例としてHLの場合なら私が調べた時点で、サーバ数が22956台、プレイヤー数が79675人いるということですね。その内CSが19000台を占めているということになります。
特定のフィルタを色分けする(02/06/05)
例えば、国フィルタを使っている時に「台湾と韓国のサーバをフィルタで取り出す」という操作をする場合だと、「Korea」と「Taiwan」にチェックを付ければどちらも表示されるのですが、韓国サーバは青で、台湾サーバは赤で表示する、という感じの色分けが可能です。これは全てのフィルターに対して適用することができます。方法はこちらを参照して下さい。
フィルタの種類に応じてコマンドラインを変更する(02/06/11)
同じゲームでも、フィルタによってコマンドを別にすることができます。例えば、Q3Aにはバージョンのフィルターがありますが、それぞれのバージョンに対応したQ3Aをインストールしている時などはフィルターに合わせたバージョンのQ3Aをカスタムコンフィグを使ってコマンドライン指定で起動することが出来ます。
詳しくは、こちらを参照して下さい。